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ブルレン後攻で始まった試合、1回表に先頭バッターの出塁を許し、早々に先制されてしまいます。
なおもランナー2,3塁で打球はセンターへの飛球。センターはよく追いつき、倒れ込みながらも捕球。ファインプレーと思われた時、
立ち上がり際にボールがこぼれたことでノーキャッチ判定となり2者が生還、初回で重い4点を失ってしまいます。

ところがその裏すぐさま反撃開始。タイムリーツーベースとワイルドピッチで2点を返し、さらに続く2回裏、8番・9番バッターの連打で1点を挙げ、3-4と一点差に詰め寄ります。

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3回表、先頭バッターにフォアボールを出したところで、力投を続けていた先発ピッチャーが球数制限60球を投げ切り、2番手に継投。
やっかいなノーアウトのランナーをすぐさま牽制で刺して勢いに乗り、この回を三人で切り抜けます。
続く4回表も三者凡退で抑え、徐々に流れを引き寄せながら4回裏を迎えます。

4回裏、先頭バッターがヒットで出塁、すかさず代走が送られ、盗塁で2塁へ。
次打者の内野ゴロの間に一気にホームへ突入、クロスプレーの判定はセーフとなり同点に追いつきます。
さらにランナーが残り、一死2,3塁まで進めたところで、サードゴロの間にホームイン、ついに逆転に成功します。
バッターはあきらめずボールにくらいつき、ランナーは全力で走り抜け、泥臭く、大きな2点をもぎ取りました。

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そして5回表、一点差で迎える最終回。
否応なしに緊張感が高まる場面に、魔物が潜んでいたようです…
先頭バッターの内野ゴロをさばいた送球が大きくそれるエラー。ランナーを2塁まで進めてしまいます。
次打者もゴロを打たせるも内野安打となり、無死2,3塁の大ピンチ。迎えるは相手のクリーンナップ。
鋭い打球がセンターを襲い万事休す、と思いきや、ナイスキャッチ! 1回表の悔しさをここで晴らすビッグプレーが出てワンナウト。


続く4番バッターを三振に仕留め、残りアウトひとつまで漕ぎつけます。
カウントは1ボール2ストライク、あと一球で勝利、というところまで来て、打球は一二塁間へ転がるゴロ。
イージーな打球に見えたが・・・
ポジション定位置の中間、難しいところに転がってしまったことが災いし、アウトを取れず、3塁ランナーが生還し土壇場で同点に追いつかれてしまいます。
それでも次打者を打ち取って勝ち越しを許さず、裏の攻撃に望みを託します。

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しかし5回裏の攻撃は無得点に終わり、タイブレーク制の6回へ。
勝利目前で追いつかれ、流れを引き戻しきれていなかったのか、ここでも守備の乱れが出てしまい、4点を失います。
その裏、泣いても笑っても最後の攻撃。あきらめない選手たちは、満塁から3点を入れ、一点差に詰め寄る。なおも二死2塁のチャンスで、打席には副主将。

チーム全員の思いをこめ、渾身のヘッドスライディングで一塁に飛び込むも、紙一重で届かず、無情にもアウトのコール。
ゲームセット。
長い闘いが終わりました。

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一球の怖さ、一球の大切さを痛感すると共に、一球の喜びや楽しさもまた感じられた試合。

この日のために、頑張って練習を続け、みんなで積み重ねてきた時間は、悔し涙になってしまったけど、

「君たちがやってきたことは間違っていない」

ミーティングで監督から選手たちへおくられた言葉。
そう、自信を持って、前を向こう。

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ここからがまた新しいスタートになるんだ。

     


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