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空回りする気持ち

23区大会出場決定後、練習試合、公式戦と敗戦が続きチームの雰囲気を上げられない苦しい状況が続きました。

このままでいいのか。
どうにかしないと。
何かしようとしている姿も見えるけど、歯車が噛み合わず上手くいかない日が続きます。

23区大会の様子

選手や私たちも何かきっかけが欲しいと練習試合を組むも雨で流れてしまう。急遽ミーティングに切り替え整理を行いました。
今思えばあの日の雨は恵みの雨だったかもしれません。

23区大会の様子

いざ23区大会へ

大会初戦当日朝から試合前までは比較的リラックスして過ごせていましたが、試合直前は表情が固くなっています。
緊張は当たり前、緊張は自分が試合に向けて準備しているからだよと伝え送り出します。

23区大会の様子

さあ始まる23区大会!!
不安もあるけど、選手たちがどんな野球を、どんな表情をこのグラウンドで見せてくれるのか、ワクワクした気持ちでプレーボールを待ちます。

23区大会の様子

みんなの想い、心合わせて

全員で取り組んだ簡単に抜かせない強い気持ちがプレーに表れます。
初回、先頭打者がファースト横にライナーを打つも飛び込んでキャッチ。最初のアウトでチームに勇気と勢いをつけさせます。
その後、先発の5年生ピッチャーの好投に答えるように野手が盛り上げていき、2回に先制した3点を守りながら試合を進めていきます。
しかし6回表、この日一番のピンチを迎えます。

ノーアウト満塁。
全員でプレーの確認をして準備の徹底します。
グラウンドに立つ選手も、ベンチで必死に応援する選手も想いを、心を、ひとつに合わせいきます。
ピンチの時、弱気がプレーを邪魔して来ましたが、仲間の想いを背負い覚悟を持ったプレー、落ち着いて丁寧にさばき、点を許すことなくこのピンチをしのぎ切ります。

23区大会の様子

その裏、欲しかった追加点をとり7回最後の守備へ向かいます。
ツーアウトから3ランを打たれるものの動揺することなく、次打者の打球を処理しゲームセット。

5年生ピッチャー2人が粘り強く投げ、その2人をバックが盛り上げ初戦突破することができました。

23区大会の様子

想いを形に、輝くその時

3回戦の相手は本村クラブさん。
直近の練習試合では大差をつけられてますが、勝つんだと強い気持ちで試合に臨みました。

初回に2点を先制され押されつつも中盤を我慢強くしのぐも、相手ピッチャーの快投にランナーを出せない苦しい展開。
2点を追う5回に今日もまたノーアウト満塁のピンチを迎えることに。

先日の練習試合が脳裏をよぎりますが、心配をよそに選手たちは声を掛け合います。
そしてこのピンチをまたも追加点を許さずに切り抜けてベンチに戻ってきます。
仲間の送球がそれても必死にボールを掴みカバーする姿、強い気持ちで送球する姿。仲間が良いプレーをした時に一緒に盛り上がる姿。
ここにきてやりきれなかった、想いを形にする事をグラウンドで表現していきます。
そんな選手たちは自信を持った顔に輝いていきます。

23区大会の様子

しかし、その後1点を返すが6回に2点、7回に1点と追加点を許し、5-1にてゲームセット。
23区大会が終わったと同時に6年生の最終戦が終わりました。

23区大会の様子

試合を終えて

ラストミーティングは涙の会となりました。
試合で負けた悔しさの涙と、今日で引退の6年生を寂しむ涙。

最後までやり切ろうとする姿、本当に逞しくみえました。
大会中にも成長していく選手たちを近くで見れたこと。ブルーの空のもと、喜びや悔しさも全部含めて、みんなと一緒に野球が出来きて幸せな時間でした。

23区大会の様子

後日談ですが5年生から6年生がいなくなるのは嫌だと話しを聞きました。
今年の6年生も後輩たちにブルレンって襷を繋いでくれました。

ありがとう。

23区大会の様子

6年生親コーチのコメント①

「あぁ、本当に楽しかった」
23区大会の試合で負けたあと、素直に感じたことでした。

最後の覚悟で臨んだ地区予選で準優勝。それから早2ヶ月が経過。これまでとは違う景色につつまれながら、こんなに長く君たちと野球ができると思っていませんでした。

ベンチの中でみる君たちの野球はすごく楽しかった。
「思いきってやろうぜ」私が言えることはそれくらい。
でも君たちが少しでも気持ちよくプレー出来るように、私も何かの役にたてることがすごく嬉しかった。
終わってしまうのは寂しいけれど、もう十分楽しませてもらいました。本当にありがとう。

君たちが必死に努力してきた日々は、最後の最後で最高の笑顔に変わりました。
爽やかな秋空のもとで勝利した時の空は、まさにブルー一色。あの時の空は、これからも決して忘れません。

チームがどんなにダメな時も、常に子どもたちのことを考えてくれたA監督。
スコアーをつけながら、子どもたちの力を信じて声をかけ続けてくれ、そしていつも優しく寄り添ってくれたSコーチ。
いつも子どもたちと一緒に喜び、考え、悩んでくれたYコーチ。
本当にありがとうございました。

そして子どもたちのために、最後まで関わってくれたすべての方に深く感謝いたします。

23区大会の様子

6年生親コーチのコメント②

最後のバッターの打球が力なく上がり、本村クラブの選手がボールをつかんだ瞬間、6年生の冒険が終わった。
今年のブルーレーシング学童チーム公式戦最後の試合である。
土のグラウンド、広々とした空、風になびく木々、応援にかけつけてくれたご父兄、スタッフの方々に囲まれ、ちょうど沈みこんできた夕陽に照らされた品川ブルーレーシング学童チームはサードライン際に立ち、最後の審判コールを聞いた。

今年の6年生は人数が少なかったが、5年生を引っ張り、しぶとく守り抜き、少ないチャンスで着実に点を取る野球をやってきた。
結果、彼らは区長杯のここぞの場面で集中力を発揮し、何度もピンチを切り抜け、昨年、一昨年の先輩たちがつかめなかった上部大会への切符をつかんでみせた。

23区大会の1回戦はジュニア時代のスーパーリーグでコールド負けを喫したチームだったが、ここでも守備が集中して我慢比べに持ち込み、1点差に詰め寄られたものの、見事雪辱を果たし歴史的な1勝を挙げた。

そして、ジュニアチーム時代から何度も対戦している本村クラブ戦。課題とされる初回の守備で2失点したものの、以降は集中力を発揮。5回裏には1点差に迫り、あと押しのところまで迫った。ベンチメンバー全員で最後まで戦った。
それでも、区長杯準優勝、23区大会ベスト16は立派な成績である。

試合後は6年生から5年生に向けて最後のあいさつ。
言うまでもなく、次は5年生たちの番。
1年間学童チームでやってきた経験を活かして、大きく成長してほしいと思う。
君たちなら、超えられる!

23区大会の様子

6年生親コーチのコメント③

大きな目標としていた23区大会の出場権を見事に掴んだ選手たち。
本当におめでとう!
念願の大会を迎えるまでの間に区大会の決勝戦、その後数試合がありましたが、思うようなプレーができずにチーム状態はドン底でした。

「何がいけないんだろう…」
「このまま大会を迎えるのか…」
選手も保護者も大きな不安に襲われました。家ではつい厳しい檄を飛ばしてしまいました。

それでも最後は「ここまできたら思い切ってやるだけだよ」と背中を押すことに専念をしました。

できれば勝ってほしいけど
[仲間と共に悔いなくやりきってほしい]
その想いが1番でした。

初戦を迎える朝、ユニフォームのポケットに品川神社で授かった御守を忍ばせた息子を見送りながら、今の仲間と1試合でも多く野球をやらせてあげたい。と願いました。
そんな想いが神様に届いたのか、再三のピンチを乗り切り初戦を突破!
悩んで苦しんだ分だけ喜びも大きかったように思えます。何よりもう1試合応援出来ることが嬉しかったです。

次の試合で本村クラブさんに敗れてしまいましたが、選手たちは力を出し切れたように思います。3年生の頃から何度も対戦させていただいたよく知るチーム、どちらのチームの選手もまだブカブカのユニフォームを着てボールを追いかけていた姿を思い出し、試合中から胸が熱くなりました。

6年生でも試合に出た選手と、コーチャーやベンチから精一杯声を出していた選手がいますが、みんなみんな精一杯戦っていました!このチームで学んだ事を出しきりました!

ワクワクドキドキの日々をありがとう!お疲れ様でした!

23区大会の様子
     


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