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SSYR杯を終えて

春季リーグの敗戦が決まった7月。秋には爽やかなブルーの空のもとで笑顔いっぱいの君たちになれますように、と書いた日から早3ヶ月。
9月に入り、上部大会出場ラストチャンスとなるSSYR杯が開幕しました。

昨年9月、同大会で敗れた日。「君たちのSSYR大会はたった今からスタートしているんだ、そのことを忘れずに頑張れ」Kコーチからお言葉をもらって一年。6年生が上級生と交わした最後の約束「上部大会への出場」を胸に、チーム一丸の戦いがスタートしました。

SSYR杯の様子

春の悔しさを乗り越えるために
先輩たちの協力を受けて人一人がレベルアップに励んだ夏

SSYR杯が始まる前、夏場の練習試合においても厳しい試合結果が続きました。
エラー、フォアボールでの大量失点、度重なる走塁ミス、なかなか繋がらない打線。
春からの課題は依然続いていましたが、監督は選手たちに声をかけ続け、真夏のグラウンドで実戦に即したノック、走塁練習を何度も繰り返してくれました。

また練習時には、昨年卒業の中学一年生、そして目標とする今大会を優勝で制した中学三年生、現在は高校で活躍する先輩まで、それぞれ時間がある時を見つけ、走塁、守備練習にと協力をしてくれたのでした。

SSYR杯の様子

選手たちはその姿を見て、どれだけ心強さを感じたことでしょう。夏の遠征合宿こそ出来ませんでしたが、夏休み中はチーム自主練の場も設けていただき、選手たちはそれぞれレベルアップに励みました。

SSYR杯の様子

いよいよ大会開幕
各所に見えた成長の姿

9月5日(日)大会初戦。私には夏を乗り越えた選手たちの大きな成長の姿、変化が見て取れました。

これまで何度も課題にしていた「準備力」「試合への入り方」。選手たちはグラウンドに入る前から試合に集中し、ゲーム前のノック時においても、これまでとは見違えるような動きが出来るようになりました。

SSYR杯の様子

また続く2回戦、3回戦でも、それぞれの場面において、自分の役割を考えた「攻撃と守り」ができるようになりました。

SSYR杯の様子

そして準決勝

この試合に勝てば23区大会への出場が決まる大一番を迎えました。この試合も初回に3点の先取点を取り勢いが続きます。その後は毎回のようにランナーを出すものの、守りではダブルプレーを連発、キャッチャーからは相手の走塁を阻止する送球と、これまで強化してきた守備力でなんとか乗り越えます。
4−0で試合は進み、いよいよ最終回へ。しかし、ここでもう一つ乗り越えなければならない山がありました。先頭打者がフォアボール、守備の乱れが重なり、あっという間にノーアウト満塁のピンチ。

最後の最後で、忘れられない記憶がみんなの頭をよぎります。
昨年のSSYR杯で苦い経験をした現6年生。試合に負けて泣き崩れた上級生に対し、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。そして現チームでは春の全日本大会予選でのサヨナラ負け。こんな負けは二度としたくないと試合終了後にグラウンドに残り、全選手が悔しさを紛らわす大声を出してノックを受け続けた記憶。

SSYR杯の様子

これまでなら相手の連打に飲み込まれ、意気消沈して流れを止められずに大量失点を取られる君たちでした。しかし、このピンチに際し、選手がマウンドに集まり声をかけ合います。
「落ち着け、大丈夫、全員でなんとしても守り抜いて絶対に勝つ」そんな言葉が聞こえてくるような強い姿が見て取れました。
試合後、小学校のグラウンドに戻ったときの君たちの笑顔が忘れられません。最後まで自分たちの力で戦い抜き喜びを得たことは、全選手にとって大きな自信になったことでしょう。

SSYR杯の様子

決勝戦を終えて
残された時間で、一人一人がさらなる努力してゆく

10月に行われた決勝戦では、守備ミスから始まり、相手チームの圧倒的なバッテイングにも翻弄され大敗となりました。自分たちの力不足を受け止め、さらに努力していかなければならないと感じさせられた試合でもありました。この先の戦いを勝ち抜くためには、まだまだ取り組まなければならないことが山ほどある。この悔しさを晴らせるよう、残り一ヶ月間の練習でしっかりと取り組んでいかなければなりません。

同時に季節は移り変わり、6年生においてはブルーレーシングでの最終戦に入る時期となりました。各選手が自分のできる最高のプレーを発揮できるように。僕たちはあの時、全力で頑張ったんだ、と思えるように。そしてもう一度、ブルーの青空のもとで全選手が最高の笑顔で終われるように。

SSYR杯の様子

今、野球ができる幸せを噛み締めて、そして関わっていただいた全ての方々に感謝をして、学童チーム全20人の選手たちが、最後の23区大会に臨みます。

SSYR杯の様子
     


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